アレルゲンとしてのダニについて 2018.07.09

ダニアレルゲンの挙動に関する研究
1991年に国立公衆衛生院が行った調査です。

集合住宅(マンション)に住む4家族について
住居にいるダニの種類、ダニの生息場所
浮遊ダニアレルゲン、などについて
調査が行われました。
どんなダニが多いか?
ダニは、1年でいつが最も多いか?
どんなときにダニが増えるのか?
について考えます。

 

日本の家庭はチリダニが多い

 

家庭では、チリダニ、とツメダニが
ほとんどですが、その中でも圧倒的に
チリダニの割合が多いようです。

ダニの生息数

 

低層階より中、高層階の方がダニが少ない。

 

上のグラフを見ると、和室は変わりませんが
1階の部屋は全般的にダニの数が高層階より多く
しかも、子供部屋では顕著にその傾向が見られます。
これは、低層階が多湿、高層階が湿度が低い
という仮説ではなくむしろ居住者の生活行動
(掃除、換気)によるものと考えるとあります。
高層階の方が安心して換気ができる、外からの
目を気にしなくていい、ということがあるようです。
子供部屋で数値が大きな差が出ているのも
これが原因かもしれません。

 

季節によるダニの数の変化

この図7.8を見ると
空中のダニアレルゲンの数はどの家庭も
秋冬に増えています。

この原因は夏に床面に堆積したアレルゲンが
時間の経過とともに、細かくなり、
秋から冬にかけて空中に舞いあがると
考えられます。

夏は窓を開けるますが
秋になると
窓を開けて換気の回数が
減るためと
思われます。
これは10月から11月に小児ぜんそくの
発作が多いという調査結果とも
一致する為です。

 

ふとんの交換も関係がある

西宮市の調査結果によると
夏布団から冬布団に
交換する時が大事です。
そのまま、ふとんを出すと
ダニが掛け布団から空中に浮遊

してしまいます。
夏の間、掛け布団を
しまっておいた間に
ふとんの中でダニが
増殖しているからです。

冬布団 を出すときには、
ダニを布団からきちんと除去して
出すことが重要ではないかと考えます。

 

ふとんの中のダニを殺してから使おう

 

ただ洗っただけでは、ふとんの中の
ダニは30%ほどしか除去できません。
一度、ふとん乾燥機などで
ダニを除去して、
掃除機を掛け、その上で洗うと
95%のダニを除去できます。
ふとん乾燥機と掃除機での掃除という
作業をした上で、洗える布団

を洗うことは大事です。
洗って汚れが落ちたかどうか
きちんと確認できるふとんであることも
大事です。
ふとんの柄が、濃い色使いであったり
柄があったりすると、シミが落ちているか
きちんと汚れが取れているか
わかりません。
無地の汚れのわかりやすい
薄い色合いの生地を使った布団 が
アレルギー対策のふとんとしては
向いています。

 

アレルギーとアレルゲンについて、研究しています。清潔で、快適な寝室を考えています。

*インテリアコーディネーター、*カラーコーディネーター1級(商品色彩)

*初級睡眠健康指導士、 *福祉住環境コーディネーター2級 *照明コンサルタント

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