ふとんを替えるとアレルゲンはどれくらい減るか 2018.07.18

アレルゲンの測定

 

アレルゲンの測定方法は
以前は、掃除機で集められた
塵の中からダニを顕微鏡で
観察して数を数えるという
方法が一般的でした。

近年、国際的標準法という方法が
確立して免疫学的手法で
アレルゲンを引き起こす
環境中アレルゲンをたんぱく質の
絶対量としてあらわすことが
可能になりました。

特定のアレルゲン(蛋白)を
認識する抗体を用いて
アレルゲン量を測定する
画期的な方法です。

1.ダニ自身が空中を浮遊しているわけではない
2.アレルゲンはダニ本体より糞や死骸に
 多いので、それを測定する方法がなかった
という問題を解決できています。

現在ではアレルゲンの量を
きちんと測定することが
可能になりました。

 

ダニアレルゲンは布団の上げ下ろし中が最も多い

 

ふとんの上げ下ろしの時の
アレルゲンの量は居間の空中の
アレルゲンの1000倍

また、睡眠中のアレルゲンの量は
居間の空中のアレルゲンの10倍です

 

ダニアレルゲン対策としての寝具の改善

 

国内でも、海外でも
ダニアレルゲンの量をコントロール
すれば、アレルギー症状に効果がある
という報告が多くなされています。

空気中のダニアレルゲンの
ほとんどが、布団を含む
寝具が原因であると考えられます。
独立行政法人環境保全機構のHPの動画では
西宮市の対策チームが寝具のメンテナンスの

指導をおこない、小児ぜんそくの改善が
みられたと報告されています。

 

寝具を改善するとどれぐらいアレルゲンが減るか

 

ふとんの交換

A.B.C.D.E.Fという6名の人が布団を新しい
ふとんに交換したところ、どれだけアレルゲンが
減ったかというグラフです。

このグラフは「室内環境におけるダニアレルゲン対策」と
題した、麻布大学獣医学部微生物第一研究室の阪口雅弘先生と
東京アレルギー呼吸器疾患研究所の白井秀治先生の論文からの
抜粋です。この論文は2015年に発表されたものです。

個人差はありますが、E.Fの方の場合は検出限界値
までダニアレルゲンの数値は下がっています。
その他の人も、Cさんを除いて、
アレルゲンは十分の一近くになっています。
掛け布団を清潔な新しいものに
交換することはアレルゲンを減らすのに大きな効果が
あるということが実証されています

 

アレルギーとアレルゲンについて、研究しています。清潔で、快適な寝室を考えています。

*インテリアコーディネーター、*カラーコーディネーター1級(商品色彩)

*初級睡眠健康指導士、 *福祉住環境コーディネーター2級 *照明コンサルタント

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